日本における電子音楽シーンを象徴するプロジェクト GLOBAL ARK は、単なる野外音楽フェスティバルの枠組みを超え、独自の精神性と妥協なき理念を持つ文化的プロジェクトです。
2012年の発足以来、「D.I.Y.精神」を核に据え、アーティスト自身が運営の主導権を握る非商業主義のオルタナティブな姿勢を一貫して貫いてきました。
GLOBAL ARKを最も特徴づけるのは、その徹底したインディペンデント性です。
これまで数々の大自然を舞台に、「質の高い空間」と「本質的なサウンド」を追求し続けてきました。
その根幹にあるのは、何よりもロケーションを重視するという思想です。
そして2026年。
今回の舞台となる野反湖キャンプ場は、これまでロケーションを最重要視してきたGLOBAL ARKの歴史においても、間違いなく過去最高と呼べるロケーションです。
一般的なフェスティバルが「利便性」や「快適さ」を提供するのに対し、GLOBAL ARKは、ある種の不便さや自然の厳しさを受け入れることも、この場所でしか得られない体験の一部であると考えています。
その「不完全の美学」こそが、来場者を単なる消費者ではなく、空間を共に創り上げる当事者へと変えていきます。
参加者一人ひとりが主役となり、その場に集う全員で価値ある空間を創り上げること。
それこそが、GLOBAL ARKの楽しみ方です。
今回の会場となる野反湖キャンプ場は、標高約1,500mに位置する、ハードコアキャンパーなら誰もが一度は訪れたいと願う聖地として知られるキャンプ場です。
会場は大きく2つのロケーションで構成されています。
ひとつは、湖畔に広がるテントサイト Ground Area。
息をのむような絶景と静寂に包まれた、この場所がGLOBAL ARKのメインステージとなります。
Ground Areaへはキャンプ場入口から遊歩道を徒歩約10分。
車両は乗り入れできませんが、その先には圧倒的な湖畔の景色と、純度の高い大自然が待っています。
その不便ささえ忘れさせてくれるロケーションこそ、野反湖最大の魅力です。
もうひとつは、セントラルロッジ(体育館)内に設けられる Mid Square。
周辺にはバンガローエリアが広がり、受付・駐車場・管理棟・シャワーもこちらにございます。
快適にフェスを楽しみたい方には、バンガローでの滞在もおすすめです。
今回は会場レイアウトの特性を活かし、可能な限り多くの車両を場内へ駐車できるよう設計しています。
そのため、本年も人数限定での開催となります。
詳しい会場のご案内・ご来場前の注意事項につきましては、Important & Noticeをご確認ください。
GLOBAL ARKは、単なる音楽フェスティバルではありません。
人と人が繋がり、人と自然が繋がり、この地に息づくすべての生命への敬意を感じながら、同じ時間を分かち合うパーティーです。
2012年、マヤ暦による「世界の終末」が語られた年に、GLOBAL ARKは現代のノアの方舟として航海を始めました。
そして2026年。
今年のメインビジュアルを飾るユニコーンは、旧約聖書に伝わる「ノアの方舟に乗らなかった唯一の生き物」という伝承をモチーフにしています。
気高く、美しく、そして強靭な存在であるユニコーンは、自らの力だけで生き抜くことができると信じ、方舟には乗らなかったと言われています。
そして2026年、そのユニコーンがついにGLOBAL ARK号へと追いつき、すべての生命が揃う――。
それが今年のテーマ THE PRESENCE に込められた物語です。
自然への敬意を忘れず、私たち人間もこの大自然にお邪魔させていただくという謙虚な気持ちで、この3日間を共に過ごしていただければ幸いです。
豪華なラインナップ、雄大な自然、そして皆様一人ひとりの存在が、この3日間を唯一無二のものにしてくれるでしょう。
GLOBAL ARK史上最高のロケーションで、皆様とお会いできることを心より楽しみにしております。